総務省が2024年9月末時点の電気通信サービスの契約数/シェアを発表 4キャリアやMVNOはどんな感じ?

» 2025年01月06日 16時00分 公開

 総務省はこのほど、2024年度第2四半期(9月末)の電気通信サービス契約数/シェアを公表した。このデータは、電気通信事業報告規則(昭和63年郵政省令第46号)の規定に基づき、電気通信事業者から受けた報告などをまとめたものとなる。

 移動系通信の契約数は2億1798万で、前期比0.9%増、前年同期比3.0%増、携帯電話の契約数は2億1790万で前期比0.9%増、前年同期比3.4%増となる。3.9G/4G(LTE)の契約数は1億1546万で前期比1.3%減、前年同期比7.0%減、5Gの契約数は1億229万で前期比4.2%増、前年同期比27.0%増となった。

総務省 移動系通信の契約数の推移

 事業者別シェアは、NTTドコモが34.6%で前期比0.4ポイント減、前年同期比0.9ポイント減、KDDIグループが27.4%で前期比0.1ポイント減、前年同期比は同一、ソフトバンクが19.3%で前期比同一、前年同期比0.3ポイント減、楽天モバイルが3.1%で前期比0.1ポイント増、前年同期比0.7ポイント増となる。MVNOは15.6%で前期比0.4ポイント増、前年同期比0.5ポイント増となった。

総務省 移動系通信の契約数での事業者別シェア推移

 MVNOサービス契約数(移動系通信の契約数の内数)は3397万で前期比3.4%増、前年同期比6.4%増に。SIMカード型の事業者別シェアは、インターネットイニシアティブが21.9%で前期比0.4ポイント増、NTTドコモ(旧NTTレゾナントに係るもの)が8.5%で前期比0.5ポイント減、オプテージが8.5%で前期比0.1ポイント減、富士通が5.1%で前期比と同一、イオンリテールが4.6%で前期比と同一になった。

総務省 MVNOサービスの契約数の推移
総務省 SIMカード型の契約数での事業者別シェア推移

 この他、固定系ブロードバンドサービスや固定電話/IP電話などの契約数の推移なども公表している。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2025年06月14日 更新
  1. UQ mobileの新料金プランに乗り換えるべき? 旧プランと比較、Y!mobileや格安SIMも踏まえて解説 (2025年06月12日)
  2. 「ポケモンGO」大阪イベントでスマホの通信はどこまで快適だった? 1キャリアだけ厳しい結果に、その理由は? (2025年06月10日)
  3. auとUQ mobileの新料金プラン、8割が「魅力的ではない」と回答 「付加価値より安さ」を求める人が大半なのか (2025年06月13日)
  4. AppleがAIで出遅れても“後追い”で十分な理由、iOS 26は新デザインでAndroidとの差別化が明確に (2025年06月13日)
  5. 楽天カードアプリ、所有するカードの画像を表示可能に セキュリティコードも分かる (2025年06月12日)
  6. 「Pixel 8a」は最大4万5000円分、「Pixel 9 Pro」は11万円分お得に Google ストアのサマーセール、7月13日まで開催 (2025年06月13日)
  7. ハリポタモデルもある“デカバッテリー”スマホ「REDMI Turbo 4 Pro」が登場 (2025年06月12日)
  8. 「シャープペンのような描き心地」をうたうタッチペン、極細1mmのペン先 エレコムから (2025年06月11日)
  9. 「ポケモンGO」大阪イベントの裏側 万博記念公園を選んだ理由、モバイル通信の対策は? (2025年06月12日)
  10. 「iPhone 16e」と「iPhone 16」は意外と違いが多い 外観やスペックの差をチェック (2025年02月20日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー