関東甲信地方では、7月18日頃に「梅雨明け」が宣言された(参考リンク)。このタイミングで、秋葉原のPCパーツショップでは、汎用(はんよう)ファンが大量に売れるようになったという。秋葉原を含む東京23区で、厳しい暑さが続いている影響があるのかもしれない。
中でも複数台買いされることが多いのが、ラジエーターの放熱に使われる高速回転のファンだ。TSUKUMO eX.では、長らく在庫を切らしていたというARCTICの「P14 MAX」が大量に入荷した。同店は「猛暑を機にマシン内の冷却環境を一新したいという人も多くいますが、もうどんどんまとめ買いしてもらって大丈夫です」と胸をなで下ろしていた。
汎用ファンの大量買いで盛り上がる中、抜きん出た売れ方をする製品も見られた。同店では、先週登場したSCYTHEの120mmファン「Wonder Tornado ARGB」がサイズ面からよく売れているという。実売価格は1700円弱で、他店でも人気ファンとしてよく挙げられている。
同店は「ARGBファンでは珍しく、毎分2500回転で回せるんですよね。光らせつつも、ガンガン冷やしたいという人に頼もしいスペックです。コスパもよくて、まとめ買いしてもそこまで財布が痛まないのもポイントですね」と評価していた。
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